老後は海外移住もいいかもと思っている方は多いのではないでしょうか。海外移住のメリットはたくさんあります。例えば、物価が安い、気候が良い、文化や言語を学べるなどです。しかし、海外移住にはデメリットもあります。例えば、ビザや税金の問題、医療や治安の不安、家族や友人との距離などです。海外移住を考える際には、メリットとデメリットをしっかりと比較検討する必要があります。また、自分の希望や条件に合った国や地域を選ぶことも重要です。海外移住は一歩踏み出すだけで人生が大きく変わる可能性があります。老後を豊かに過ごすために、海外移住のメリットとデメリットを知っておきましょう。今回は老後の海外移住にお勧めの国を５つ紹介します。
老後の海外移住先 住むならここ お勧めの国５選
１．タイ
タイは東南アジアにある王国で、日本人にも人気の観光地です。タイの魅力は、美しい自然や豊かな文化、おいしい食べ物、物価の安さなどが挙げられます。タイでは日本円で月約２万円程度で暮らせると言われています。また、タイには日本人向けの医療施設や老人ホームもあります。タイでは長期滞在ビザを取得することができますが、年金受給者であることや一定額の預金を持っていることなどの条件があります。
２．マレーシア
マレーシアはタイの南にある国で、多民族・多宗教・多文化の国です。マレーシアでは英語が広く話されており、コミュニケーションに困ることは少ないでしょう。マレーシアの魅力は、熱帯雨林やビーチなどの自然や、マレー料理や中華料理などの多彩な食文化などが挙げられます。マレーシアでは物価も安く、日本円で月約３万円程度で暮らせると言われています。また、マレーシアには「マレーシア・マイ・セカンド・ホーム」という制度があります。これは外国人に対して１０年間有効な滞在ビザを発行する制度で、年齢や収入などの条件がありますが、比較的簡単に取得できます。
３．ポルトガル
ポルトガルはヨーロッパにある国で、大西洋に面しています。ポルトガルの魅力は、歴史ある建築物や美術品、温暖な気候や海岸線などが挙げられます。ポルトガルではワインやチーズなどの食材も豊富で、食生活も楽しめます。ポルトガルでは物価も比較的安く、日本円で月約１０万円程度で暮らせると言われています。また、ポルトガルでは「ノン・ハビチュアル・レジデント」という制度があります。これは外国人に対して１０年間税金を免除する制度で、一定期間ポルトガル以外に居住していたことやポルトガル内で働かないことなどの条件があります。
4. パナマ
パナマは中米に位置する国で、熱帯気候に恵まれ、自然豊かな場所です。パナマには日本人コミュニティもあり、言葉の壁を感じることは少ないでしょう。また、パナマは物価が安く、治安も良いので、生活費を抑えながら快適に暮らすことができます。パナマにはビザや永住権を取得するための制度も充実しており、日本人にとって移住しやすい国です。パナマでの老後は、のんびりとした時間を過ごすことができるでしょう。
5.ニュージーランド
ニュージーランドは、南太平洋に位置する島国です。ニュージーランドは、自然豊かで治安が良く、生活費も比較的安い国です。また、英語が公用語であるため、言葉の壁も少ないです。ニュージーランドは、四季がありますが、温暖で穏やかな気候です。夏は涼しく、冬は暖かいです。また、日照時間も長く、日本よりも紫外線量も少ないです。老後の健康にも良いと言えます。ニュージーランドのもう一つの魅力は、文化です。ニュージーランドは、先住民であるマオリ族の文化とイギリスの文化が混ざり合った多文化国家です。ニュージーランド人は、フレンドリーでオープンマインドな人が多く、移住者に対しても受け入れやすいです。また、日本と同じような習慣やマナーもあります。例えば、靴を脱いで家に入ることや、食事の前に「いただきます」と言うことなどです。日本人にとっても馴染みやすい国です。ニュージーランドに移住するには、ビザが必要ですが、老後の移住者に対しても柔軟な制度もあります。
以上、海外移住でお勧めの5つの国を紹介しましたが、時々の国内外の経済の動向や世界情勢の変化で不都合等が生じる可能性もあるので、興味のある方は事前に十分な調査を行う様にしてくださいね。
コメント